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何となくこの世界に来た時の事を思い出した。

生かされているようないないような。
そんな設定。

・「化学反応」的なものに弱い

主に呪術的な信仰から、体内で作用を及ぼす何かに非常に弱くできている。そのため薬の効きが非常に良く、傷の治りも早い。逆に毒の類も常人より早く回るため、薬物を用いた攻撃には非常に弱い。
アルコールも例外ではなく、下戸。
作用が早い分薬物効果が抜けるのも早いのだが、それは本人は気づいていない。

風邪などにも弱いはずだが、それは鍛え上げられた肉体と無駄に健康的な生活の両方が崩れない限り、表に出ることは無いだろう。
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魔力の有効な使い方を知らない。そんな彼等の言葉では、当然世界に影響を与える事も不可能だ。


つまり彼等では世界を騙す事は出来ない。精霊も神も、他人すらも騙せない。だから彼等はまず自分を騙す。
困難な事も「当然だ」と。
大きな傷でも「大した事ではない」と。
不可能すらも「出来るはずだ」と。

自分を騙し、縛り、引きずりあげる事で自らを高めようとする。
それがたとえほんの少しであろうとも。


そして定型文が無いからこそ、それらの言葉は無意味にはならない。
彼等の口にする言葉には、常に微弱な魔力が付き纏う。
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認識というものにはそれだけで意味がある。
そこに至る経路は様々ゆえここでは省くが、つまり彼等の見地の大本はここにある。

認識される事には意味があり、ゆえに信じる事は力になる。

大勢の者が信じているからこそ、ちっぽけな金属片が分不相応な価値を持つ。
組み合わせた音が言葉となる。
線の重なりが文字となる。
ただの土地が国となる。

ここまで挙げれば分かるだろう、便宜上力と呼んだが、腕力や魔力ではなくそれに枝分かれする前の段階だ。

人の世の全てはこの力で解釈する事が出来る。

人の世の全ては認識で成り立つ。


何の事は無い。全ての呪術の基礎である。
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黒い蝙蝠、黒い兎。
黒い鴉を思い、土人形と不可思議な狼を思う。

独楽のような男。
穏やかな笑みの白い馬。
蛙の王子様。
氷。
黄泉路の罪人。

様々のものを思い出し、そっと笑う。

もうすぐ子供が生まれるそうだよ。
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開戦の日の朝。
城門へと集う傭兵の中で、骨の兜を被った男が南西の空を見上げた。
これから向かう場所。
対峙する国。
エルフィネスの方角。

男は風の匂いを嗅ぐようにして、少しの間訝しげな表情を浮かべていた。

僅かの後、頭を振って表情を引き締めなおすと、彼は周りの傭兵の中へととけこんでいった。


先の戦乱にて、自分を支える全てに裏切られた彼の少女。
それが逃げのび、最後に確認された場所がそのエルフの国ではあるのだが。
彼がそれを知ることは最期まで無かった。
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