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ちょっと話に出たので触れておこうか。

私には血の繋がった姉が一人いる。
年齢は私の六つ上。今なら29歳という事になるかな。
遺伝的な特徴は私と同じで、褐色の肌に赤の瞳、そして艶やかな銀の髪をしていた。
そう、銀。
髪の癖具合だけは私と似ていなかった。

簡単なゲームに始まり弓の扱いから狩りの腕、知識の範囲や視野の広さ。意地を張って片っ端から勝負を挑んでいたものだが、一度も勝てた記憶が無い。
好戦的なところから容赦の無さまで勝てていないのだろう。今考えれば六つの年の差はでかいのだが。

それは勝ち負けに大した意味は無いと、そう分かれる年齢になるまで続いた。今やれば腕力ぐらいなら勝てるだろうが、敵う気はしない。
自慢かと言えば、まぁ自慢の姉なのだろう。

その姉は四年ほど前に行方を暗ました。
駆け落ちと言う奴だ。
ウチにそんな制限は無いのだが、相手の男の家が少々特殊だったらしい。曰く一族に累が及ばないようにという配慮。

ゆえに今でも一切行方が知れないのだが、手紙はちょくちょく届く。
返事が出せない状況に憤った時期もあったが、今ではある種諦めが入っている。


・・・今まで気付かなかったが、読み返せば文面に近況の類は一切書かれていない。
何故。
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