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片や一族の復興、片や復讐、そして争いの阻止。
それぞれの願いは一瞬だけ交錯し、離れた。

全ての願いは叶わず、言うなれば痛み分けでその場は終わった。

私の復讐も惨めな形で幕を閉じたと言える。
あれの行方は、未だにようとして知れない。

今知るのは、決定的な邪魔者。三つ目の彼の居場所のみ。


殴りつけ、弓を引き、矢を突き立て、八つ裂きにしてやれば心も少しは晴れるかと思ったが、そういうわけでもないらしい。
元より妙な義務感からの行動であり、そして。
きっと私は、あれの事も忘れてしまうだろう。

そこまで恨む筋では、無い。

彼とて願いを折られたのだ。慰めあうつもりも無いし、今まで通りとも行かないだろうが。
それでいいんだと思う。



そしてふと
生前に、あいつが漏らした言葉が頭をよぎる。

「私めの願いは、皆の願いが叶わないことです」


何だ、夜食み。

結局お前の一人勝ちか。
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