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開戦の日の朝。
城門へと集う傭兵の中で、骨の兜を被った男が南西の空を見上げた。
これから向かう場所。
対峙する国。
エルフィネスの方角。

男は風の匂いを嗅ぐようにして、少しの間訝しげな表情を浮かべていた。

僅かの後、頭を振って表情を引き締めなおすと、彼は周りの傭兵の中へととけこんでいった。


先の戦乱にて、自分を支える全てに裏切られた彼の少女。
それが逃げのび、最後に確認された場所がそのエルフの国ではあるのだが。
彼がそれを知ることは最期まで無かった。
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