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何も無い私が、初めて戦場に立った。

空気が張り詰めて息苦しかった。怖かったし、不安だった。
周りにはケルベロスの群れ、相対するのは人を憎む翼の国。
ろくな状況じゃない。

そしてそれ以外に、味方の事も知らなかったし敵の事も知らなかった。
国なんて大きな視点は、端から理解するのを諦めていた。
ようするにどうでも良かった。

国の勝利よりも味方の明暗よりも、戦えるという事が大事だった。
言ってしまえば自分の生死さえ知ったことでは無かった。

だから不安よりも期待と喜びが大きかった。
どんな相手が居るのか、どんな相手と戦えるのか。
私はここで生きていくんだと、そう思った。

そんな感情がない交ぜになって、心臓が張り裂けそうだった。
昂ぶるに任せて腹の底から吠えた。


話の中で思い出した、そんな記憶。


きっと今も変わらない。
だんだん大事なものが増えて、時間を積んで、優先するものが少しずつ変わって、それでも。

私は私だと。
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コメント
この記事へのコメント
…(黙って、文字を追った後)
そう言い切れる事が少し、羨ましいわ。
2006/01/23(Mon) 18:22 | URL  | リノ #H6hNXAII[ 編集]
おかしな事を言う
そこを違えたら、飲まれて埋もれて消えるだけだろうに。
2006/01/24(Tue) 03:37 | URL  | ラムタム #LmMdU2V.[ 編集]
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