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―森を抜けた頃。

すっと、視界を大きな影が覆う。
さらに大きくなり行くそれの正体を見極めようと視線をあげれば、そこには。
雄雄しく翼を広げた、竜。

「…ああ」

見覚えがある。
初めて帝国に着いた時に、城門につっかえていた彼か。
影になってよく見えないが、誰か乗せているようだ。

自然と口元に笑みが浮かぶ。

…これも吹聴していないが、帝国へ移民したのには大きな理由がもう一つある。

「クロゼットに、クラトか」

この少年を、近くで見たかったのだ。


眩しげに目を細め、
彼等が降りてくるのを待った。
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