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弓は鳴り
弓は歌い
弓は奏で
弓は語る


戦争の日の前日。銀色の髪と黒い肌、気高く我侭なその男は去り際に一つこう言った。

「私の代わりに」

自らの弓にかけられたそれの調子は、きっといつもと大して変わらず。
悲観でも楽観でも諦念でもなく、あるいはその全てを込めて。
平然としたものだったろう。

銀色の髪と黒い肌、骨の兜を被った男は。
頻度こそ少ないものの、時折戦いの場に漆黒の弓を持ち込むようになった。

ただ、平然と。

銀の弓と漆黒の弓。
元々対だったとでも言うように。
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