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目を瞑る。

火照った頬を風が撫でていく。
汗ばんだ肌はその僅かな風の動きを敏感に感じ取る。

風は絶えることのないさざめきと、夏に近い熱い香りを運んでくる。

目を瞑る前の興奮はだんだんと遠くなり、不思議と穏やかな気分が胸に広がっていく。
とても、心地良い。

最後にもう一度風を味わうように、大きく息を吸い込む。
静かに、ゆっくりと肺を満たし、息を止める。

そして、目を開いた。
赤く燃える空。
逆巻く風の中を舞う翼人達。

風向きは知れた。
獲物はあそこだ。
もう外すわけが無い。
避ける暇など与えない。
気づいた時には貴様は終わりだ。

堕ちろ。


~戦場にて~
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