上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
軽い沈黙の後、小さく声をかける。
返事は無い。寝たか。

傍らの兜を引っつかみ、音をたてないようにイスから立ち上がる。

部屋を出ようとしたところ、ふと耳障りな音を聞いて振り返った。
小さな羽音。

蚊か何かか?


音の出所は眠った少女の方へとゆっくりと移動している。

目を細めてようやく発見。握りつぶすために手を伸ばす。
それから逃げるように虫は飛び続け、少女の髪に触れた。
刹那。

ばちり

一瞬限りのそんな音を残し、その虫は視界から消えた。
落ちたか焦げたか焼き消えたか、それは定かではない。


あっけに取られたまましばらく固まり、少女の寝息で我に返る。

無意識下の放電・・・帯電か?

驚くような事でも無い。ルトの話やいつかの戦いぶりを見るに、これくらいは予想出来た事だ。


しかし…
この娘、実は結構やばいんじゃないか?
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。