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闘技場の門が閉まり、最後の夢が終わる。

武器を持つ手がだらりと下がり、ゆっくりと膝をつく。
体がだるい。息が苦しい。


おかしな話。

足も無いし、息もしてないはずだろう?
幽霊も疲れるのか。


希薄になっていく五感に目を細め、今までの戦いに、ゆっくりと思いを馳せる。


特別な過去も無い。
特別な歴史も無い。
特筆すべき動機も無い。

何でこんな風になったのかと言えば、生まれが悪かったとしか言いようがないだろう。

戦場に出入りしたのも、ただ単に興味と楽しみのため。

思えば私は、随分と軽い。


ならば、そう。
いや、だからこそ。



死など、瑣末な事でしかない。


行動の末の、結果の一つ。
燃えて尽きて。溶けて消える。

それだけ。
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