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こんなことも有り得た。という話。

そこは終わった戦場。
喧騒も血の匂いも風に流され、以前と変わらぬ静寂だけが辺りを包む。

その場所を一人の男が訪れる。
獣の頭蓋骨を頭に乗せたそいつは、何かを探すように視線を巡らせている。
背に負った矢筒の中は半分ほどに減っている。どうやら一仕事終えた後のようだ。

警戒は特にしていないらしく、のんきな鼻歌が風に乗って聞こえる。
一部で流行ったサイスロケットのテーマだろう。語りの部分まで律儀に歌っているようだ。

・・・しばらくそのまま進んだ後、ある一点で視線が止まる。
そこには戦の名残か、一振りの剣が転がっていた。
かなり大きい。

「ああ、こんなところに居たのか」

その鮮やかなブルーの刀身に向け、男は親しげに声をかける。

「土埃の化粧か…似合ってないな」

笑みを浮かべながら男は剣を拾い上げた。

「・・・」

・・・

「・・・あれ?」

返事が無い。

「おーい、サイスさん?」

返事は無い。

「サイスさん?サイスちゃん?さっちゃーん」

返事は無い。

「・・・寝てるのかね」

指で刀身を弾く。鋼の篭手をぶつけられた刀身が甲高く鳴く。
・・・それでも返事は無い。

「ラムタム殿」

ゆらり、と。
突然男の背後に女が現れる。
地に着くほどの長い髪をした女性は、冷ややかな表情を浮かべ、告げる。

「それはサシスだ」

(暗転)


CAST
男  ラムタム
語る魔剣サイス  サイス・エグザトース
語らない魔剣サシス  夢の+0/+0装備品

元ネタ  外交の間【戦争】アクアマイト vs 天駆ける翼騎兵【RP】第3幕
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